自分の仕事の幅を意識して広げる
日々業務をしている中で、時間だけが過ぎていく。でも何か違う事を求めている自分がいる。
そんな経験は誰にもある事。ではそれに対して何をするか、そもそも何故それを求めているか、根っこの部分を知る事。その大切さを認識して、今後の自分の仕事の幅を広げる。そんな観点から、今回は私自身の経験をシェアしたいと思います。
私がまだ金融のキャリアをスタートした頃は、業務関連の部署の仕事をしていました。
それこそ金融でも、まだ電子化が進んでいない頃です。
例えば巨大な金庫があり、様々な書面を専属の配達員の方々が自転車で運ぶ時代。
1度だけですが、たった1つの債権のクーポンが一時的に無くなり、この巨大金庫をチームで数時間探した記憶があります。
最終的にはキャビネットの端っこにあり、無事に解決しました。
約7年ぐらい業務関連の仕事やマネージメントを経験した後、自身のキャリアの幅を考える時期がありました。
ずっと自分はこの業務の分野の仕事をしているが、どうしたら自分の仕事の幅を広げられるか、この業界で残っていけるか。
そんな事を意識している中、そのタイミングはシンガポールからそろそろ日本へ帰国しようと考えている頃訪れます。
東京のオフィスで、プロジェクトマネージメントのポジションの空きが出て、そのポジションはどうか?とオファーを頂きました。
少し前から意識した事もあり、常にマネージメント層には違う分野でチャレンジをしたいと言っていた、また、帰国のタイミングとマッチングした事で、プロジェクトマネージメントという新規分野でチャレンジする事となります。
会社の全体像や、様々な部署との関わり合いなどがある事で、仕事の分野を広げる為にとても良いチャンスだと思った事を今でも鮮明に覚えています。
今はプロジェクトマネージメントの経験の方が多くなりましたが、逆に業務の仕事を知らなかったら、今の自分は居ないと思います。
例えば業務改善をするプロジェクトがあり、現場の事を知らなかったらどうでしょうか?
どれだけ末端の仕事が重要か、また様々な細かい作業があるかを理解せず、プロジェクトという名の元に物事を進めていたらどうでしょうか?
私の場合ですが、今の自分は確実に居なかったと思います。
これからは益々自身で考え、物事を自身で動かす時代。
仕事のみならず、自分の幅を広げる、その事を意識する事はとても重要だと感じています。
その為にはアンテナを常に張っておく事、新しい視点が見えてくる環境下に自身の身を置く事が大切だと思います。
そんな中、私自身が出来る新たなサービスとして、英語の面接対応やプレゼンテーション対応サポートを考えています。またこの件は詳しくはお知らせします。
東京はここ数日初夏のようなお天気が続いていますね。
急な気温変化で、体調など崩さないように気をつけてお過ごし下さい。
その他の国や地域の方々も、変化の時ですので引き続き自己管理をされてお過ごし下さい。
1つでも笑顔が多い1週間でありますように!!
川田真保
多数のグローバル企業へ提供してきたプロジェクトマネージャー・NLPマスターコーチ
など、質の良い時間のアップ、「成功」へのヒントや、「本物」の人材育成がますます必要になってくる時代へ向けて、様々な企画を発信中。