#240 その土地からのメッセージ Part3

「その土地からのメッセージ」シリーズは、私が7年、学生時代を過ごしたアメリカに舞台を移します!まず最初に、15歳で渡ったアメリカ東海岸は、今まで見たことがない景色ばかりでした。

私の高校があるニューハンプシャー州からの紹介です。

場所は、カナダに近い場所。一番近くの大きな都市はボストンになります。

気候的には青森や北海道という感じ。

冬はマイナス20度位まで寒くなり、高校が面している湖は2メーターぐらいの厚さの氷で覆われます。

車が走ったり、氷上ヨットなんかも現れます。

とにかく冬は厳しい土地。

ですが、短い春や秋は、とても美しい自然がある6,400人ぐらいの人口の街です。

夏は避暑地としても有名ですが、私達学生は、夏休み中はキャンパスに居ないので余りこの季節を知りません、笑。

ウィキペディアからの引用となりますが、場所の写真が沢山掲載されているので、もし良かったらご覧ください。

ほぼ全寮制の学校でしたので、各地からここに集まって衣食住を共にしました。

3年間過ごしたので様々なエピソードがありますが、その土地からのメッセージという事に焦点を当てたいと思います。

まず入寮日に思ったのは、とにかくお店などが少ないという事。

全校が新学期にオープンの前に私は少し早めに入寮をしたので、その日の食糧をどうしようと思ったのを今でも覚えています。

人間やはりサバイバル的な部分が出てくるのだなと思います😅

結局、近所のガソリンスタンドに備えてあるミニコンビニ的なコーナーストアーで買える物を買って食べました。

そしてここのコーナーストアのオーナーのおじさんとは、ずっと交流をすることに😆

結局キャンパス外にはピザ屋さん、朝食屋さん、ドーナツ屋さん、中華料理屋さん、ホテルロッジにあるカフェと色々あった街。

普段は学生は食堂で食べていましたが、週末や空き時間には徒歩でこれらのお店に繰り出していました。

その当時も感じていたのですが、コミュニティという概念が強くあった街だと思います。

学生の私達をそっと見守ってくれる存在と言ったらいいでしょうか。

元気がないと、どうした?と声を掛けてくれたり、日常的に気にかけてくれた事に今でも感謝をしています。

地域的には主に白人の住人の方々が住んでいて、その他の人種の人達は私の学校の生徒ぐらいしか居なかったです。

その事も、後で私自身のidentityを模索するのに影響をしているでしょう。

自分が日本人という事を沢山考えて、そして時には色々迷った場所でもあります。

私の時代にはまだ比較的アジア人などの留学生も少なかったので、その事も影響しているでしょう。

自分はアメリカ人にならなくてもいいのかな?と日々葛藤していました。

大自然のエネルギー、コミュニティの力をこの土地で感じながら、自身のidentityを少しずつ開拓した土地。

残念ながら卒業以来この土地を訪れていませんが、機会を作って是非一度は戻ってみたいと思います。

その雄大な湖畔に立った時、今の自分は何をそこで感じるか。今から楽しみです。

卒業式の時の写真と、母が父兄会に来てくれた時の写真を今回はシェアさせて頂きます!

皆さんの学生時代で、その土地から感じたことはありますか?

多感な時期だからこそ感じていた事、今だから感じている事などあったら是非コメント欄やDMでもシェアして下さいね!

次回は大学時代を過ごしたニューヨークへと場所を移します!

日本は、ゴールデンウィークでしたね。

ご自身のゆかりの場所、行ってみたかった場所から感じた事はありますか?

またお出かけしなくても、普段と違う近所から感じた事はありますか?

日本以外の皆様も、1つでも笑顔が多い1週間となりますように!

 
川田真保

多数のグローバル企業へ提供してきたプロジェクト・マネージメントスキル・NLPマスターコーチ

 

 

 

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