#232 忘れてはならない事 + 物事の周期

13年前の3月11日。この日は日本にとって忘れられない東日本大震災が発生した日です。また13年前という事で、詳しく知らない世代も出てくる頃。忘れてはならない事、また、物事の周期に関しての私の想いをシェアしたいと思います。

当日私はオフィスに居て、今でも鮮明にその日の事を思い出します。

高層ビルでしたので、揺れが今まで経験した事がないレベルでした。

きっと海外から赴任して来ていた従業員は、更に不安だったでしょう。

災害対策が行き届いたビルでしたので、夜遅くまで会社でその日は待機。

最終的には歩いて帰宅をしました。

それから約1週間半後には大阪に移動して、現地のビジネスの起点を作る事を、様々な指揮を取りながら怒涛の日々を送った事をこの日は特に思い出します。

海外の家族からも毎日心配する連絡がありましたが、当時の私は最初は東京に留まって仕事を継続しようと考えていました。

その当時勤めていた会社はフランス系証券会社。

かなり従業員に対してサポート体制があった企業でした。

従業員のみでなく、家族も含めて、被害が無かった大阪にホテルを確保してくれたのです。

地震発生から1週間半から2週間ぐらい全体的な状況を見ていても、一向に先は見えません。

会社からは早く大阪の拠点を作って、あちらからもビジネスをしてもらいたいと言われる日々。

そんな中、一言背中を押してくれたのは母でした。

“明日移動するよ”と私に一言。

仕事をしなさいという意味では無く、きっと彼女の直感的な危機に対するアンテナがそう言わせたと今では考えています。

元々キャビンアテンダントをしていたので、危機に対する直感的な感覚があったのも影響したのでしょう。

次の日にパッキングをして、近所で待ち合わせをして一緒に大阪に行きました。

大阪ではかなり様々な経験をしましたが、またそれは違う機会にシェアさせて下さい。

そして13年後の今。数年間のパンデミック、紛争や災害など様々な事が起きています。

過去や今起きている経験から学んで活かせる事は何でしょうか?

私自身は、直感力や柔軟性だと考えています。

また物事には周期があって、これから様々なチャレンジがあると想像されます。

そんな時支えてくれるのは、直観力・柔軟性だと私の過去の経験から強く思います。

私自身はその一部を母からも学んで、それをこれからも忘れずにいきたい。

そんな想いで迎えた2024年3月11日です。

写真はその当時東京の自宅からオフィスに通勤する際に使用していたバッグ。

様々な想いをしながら、通勤していた事を鮮明に思い出します。

震災関連でなくても、皆さんの過去や今起きている経験から学んで活かせる事は何でしょうか?
その1つでも、未来へ繋がる事を願っています。

沢山の願いと祈りと共に、今週も皆さんにとって1つでも笑顔が多い1週間となりますように!!

川田真保

多数のグローバル企業へ提供してきたプロジェクト・マネージメントスキル・NLPマスターコーチ

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