#204 プロジェクトを“完成”させるとは?
プロジェクト関連のシリーズ第3弾!今回は、プロジェクトを“完了”する定義、意味合いに関してシェアをしたいと思います。
皆さんはプロジェクトを“完了”したというと、どのような印象を持ちますか?
以前この件を話した時に、100%完了しないプロジェクトってあるの?
そして100%完了しないプロジェクトって、どのようになってしまうの?と聞かれた時があります。
その時に、なるほどそのような視点もあると思いました。
案件にもよりますが、100%完了というプロジェクトは実際に少ないと私は考えています。
例えば時間的な部分では完了と出来たが、実装の部分でまだ“完了”とは出来なかったケースもあるでしょうか。
ですので、このシリーズ1弾でシェアしたどのような“結果”が明確である事が双方に大切になってきます。
ここまで出来ていれば“完了”とする、またプロジェクトを時間的に“完了”とした後にどの部分を引き続き実装へもっていくかなどをクリアにしておく事がとても大切となります。
プロジェクトマネージメント側は時間的に“完了”、依頼側はこの後の“実装”や現場で育てていく部分も含めて“完了”と想定して、ギャップが生じるケースも結構見てきました。
ですので、ここは私がこだわりをもって行っているでもあります。
ここがグレーなまま進行してしますと、現場や実装部隊が困ってしまう、そして最終的には顧客満足度が低くなってしまう結果となってしまいます。
まず顧客側が何を求めているかを理解してしっかりと現在地を認識、そしてどこに目標をおくか、そして自分や関係者がどの役割を行い行動するか?という部分をしっかりと意識する事。
これらはプロジェクトのみではなくても。様々な基礎となると考えています。
何か皆さん側でも何かを考えるきっかけになればと思います!
8月も最終週となりましたね。少しだけですが、朝晩は夏の終わりを感じる東京です。
皆さんのところはいかがでしょうか?
写真は先日シンガポール料理を同志の方と食べにいった時の写真です。
やはりリアルでの会話から感じるもの、そして質の良い時間を過ごした事に感謝!!
そして9月2日の勉強会ですが、定員となりました。今回はオンラインですが、お会いする事をとても楽しみにしています!!
笑顔が1つでも多い1週間でありますように!!
川田真保
多数のグローバル企業へ提供してきたプロジェクト・マネージメントスキル・NLPマスターコーチ
など、質の良い時間のアップ、「成功」へのヒントや、「本物」の人材育成がますます必要になってくる時代へ向けて、様々な企画を発信中。