#182 一人では進めない人生のジャーニー

皆さんは“他の人に頼る”という事どう思いますか?以前の私は正直恥ずかしい事だと思っていました。

しかも仕事面でも、プライベートでも、両方でした。

まず仕事面ですが、以前は「全て自分がやらなくてはいけない」という思想だったのです。

自分が責任者だから、プロジェクトをリードしているから、などの理由からでした。

今振り返ると、自分を守る為に意地を張っていたのです。

そして単純に頼る事が恥ずかしいと思っていました。

そうなると、当然仕事の循環が生まれません。

そして最終的には、自分が疲労困憊状態になった時もあります。

そんな時に背中で教えてくれたのが、シンガポール時代の上司です。

彼はまずその当時、マネージメント未経験の私を信用してくれました。

「真保がそう思うのだったら、やってみればいいし僕も賛成する」

「真保のチームだから、自身の考えの元に行動してみれば良い」と常にサポートをしてくれました。

でも時に道が大幅に逸れてしまいそうな時には、しっかりと道筋をつけるようなサポートの言葉を声掛けしてくれる。

上司の彼が部下の私を信頼する事で、私も自身の部下を信頼しなさいという事を教えてもらったと感じています。

時間の経過と共に少しずつですが、私のチーム内で循環が生まれたのです。

また必要な場面では、自身も関与する事で、1人ではないんだよ!と行動で彼は示してくれていたのです。

そして今行っているプロジェクト管理。

これは相手に頼む事項や場面もとても多く、常に多くの応援隊が必要になります。

私が時々言う「自分の応援隊」です。

プライベート面でも、他の人に頼るという事が私は得意ではなかったです。

この部分は時々今でも、自分が向き合っている部分だと感じています。

人間関係も、やはり相手に良い意味で頼るという事が、双方の信頼関係の構築へと繋がっていると私は思います。

そして循環へとも繋がっていく。

学びの場面でもそうです。

例えば、私のシンガポールのNLPコーチングのトレーナーや同志の人達。

日々コミュニケーションをしている訳ではないけど、お互いの動向は良い距離感で気にしている。

そしていざという時は、必要なサポートをお互いにする関係性。

これも信頼関係があるから成り立っていると感じますし、この関係性に感謝しています。

最終的に思うのは、人生のジャーニーは1人では進めないという事。

時には良い意味で人に頼る。

私の人生を取り巻く物事一つ一つ、また関わる一人一人に感謝しながら、更にこの先進んでいけたらと考えています。

3月も最終週となりましたね。関東地方は数日の雨で、少し桜が散ってしまいました。

後数日はお花見が出来るかもしれません。

その他の地域や国の方々も、笑顔が1つでも多い1週間となりますように!!


川田真保

多数のグローバル企業へ提供してきたプロジェクト・マネージメントスキル・NLPマスターコーチ




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