#234 コミュニケーションスタイルを捉える

先週は、今進行中のプロジェクトの対面セッションなどが行われていました。海外の複数拠点からも集まった人達。改めて様々なコミュニケーションスタイルがあるのを目の当たりにし、それをどのように自身が活用するのか、そんな事をシェアしたいと思います。

まず最初に改めて感じたのが、それぞれが独自のアプローチ方法がある事。

例えば何か質問したい時のアプローチ。

すぐにその場で聞くのか、または会議を設定して質問するのか。

そしてコミュニケーションツールを使用するか?

対面で会っていても、会話は少なく、メールやチャットを使用するか。

またボディーランゲージにも独自のスタイルが現れます。

同じ場所に居る場合、すぐに席に来て話すのか、またオンラインだと常に画面をオフにしているなど。

これら一つ一つが“その人”を表していて、総合的にその人の“コミュニケーションスタイル”となっていると私は思います。

それを受け手側が把握している事で、どのように相手に自分がアプローチしたら効果的なコミュニケーションが取れるかという事へ繋がってくるのです。

その為の最初の1歩は、相手をまず観察する事。

例えば、その人は質問がある時はどのようにしているか?

メールやチャットに沢山の情報を盛り込んでくる人なのか?

またはとにかく口頭で話してコミュニケーションを取るのか?

きっと一定のコミュニケーションスタイルのパターンが見えてくるはずです。

そしてそのスタイルを活用して、自分からアプローチする時に取り入れてみる。

そうする事で、コミュニケーションのギャップが少なくなってくる。

例えばすぐに口頭で話したい相手に、長いメールや会議設定をしたらどうでしょうか?

多分相手はイライラする事などが想像されます。

それから良く質問を受けるのですが、国が違う事でコミュニケーションスタイルは違いませんか?という点です。

勿論、その人が育ってきた環境によって違う点もあると思います。

話す時の至近距離、会議での発言の方法や頻度も、細かいところでは現れる場合もあります。

ですが、同じ日本人でも、それぞれ独自のコミュニケーションスタイルは存在します。

私自身、特にその事を体感をした1週間でした。

皆さんが日々接する方々を、まず少し観察してみて下さい。

きっとその方の“コミュニケーションスタイル”が見えてくるはずです。

そして、そのスタイルを把握した上で、自分からの相手に対してのアプローチへ活用する。

特に「この人とは、コミュニケーションする際にギャップがある」と感じる方から観察してみるのも良いと私は思います。

1人1人がそれぞれの大切な役割をしている。

そんな想いを寄せながら先日購入したカードをシェアしますね。

3月も最終週です!

日本の方々は、年度末処理でお忙しい方々も多いと思います。

お互い体調に気を付けて過ごしましょう!

その他国や地域の皆さんも、1つでも笑顔が多い1週間となりますように!!
 
川田真保

多数のグローバル企業へ提供してきたプロジェクト・マネージメントスキル・NLPマスターコーチ

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