自分を出しながらプロフェッショナルである事

以前の私は、自分の個人的な事を仕事上で出す事にとても抵抗がありました。

個人的な事を仕事に持ち込まない、そうでないとプロフェッショナルでないと思われる、など。でも本当にそうでしょうか?

私がここで言う”個人的な事”とは、仕事に関連する自身の意見、また仕事に直結するような自身の事情などの事を言っています。

会社からはお給料をもらっている、そして周囲からプロフェッショナルに思われないかも、という事にとても抵抗があったからです。

雇われているから、個人的な事は仕事に持ちこんではいけないから、というような思い込みで自分を出さない。その場は物事がスムーズに進むかもしれない。その時は良いかもしれないけれど、コミュニケーションの矢印が一歩通行で、後で何故分かってくれないのかという感情が生まれ、苦しくなった時がありました。

Win-win、両方向である事は良い関係の継続へとも繋がる。そして最近意識している事を含めてシェアします。

同じような事で悩んでいる、組織内でのご自身の居場所で悩んでいる方々へ何だかの気付きになれば幸いです。

  1. 先方が何を求めてくるか、質問してくるかのシミュレーションを、話の構図を考える際にしておく。

    案件にもよりますが、話の順番、構図はとても大切と考えているから。

  2. 話し合いの中でこれだけは絶対伝える事を箇条書き、メモをしておく。

    そうする事で結果に関わらず、自分は伝える事が出来た事になり、両方向のコミュニケーションになるから。

  3. 上手く自身の意見をなるべく散りばめる。

本気な感情、意見は先方に伝わります。私もこれは苦手と感じていた部分ですが、この場面で言う!と決めて自分の言葉で話す事を意識しています。

様々な思い込み、枠に無理矢理はめるなどをすると、「ここは自分の居場所ではない」と価値観のギャップに苦しむ事になる。

勿論、最終的に判断するには自分自身です。でも少しの工夫や意識を変える事で、自分を出しながらプロフェッショナルである事は可能だと私は過去の経験からも思います。

そしてスマートに、良い意味で戦略的に自己表現する事もポイントだと感じています。

5月も最終週ですね。日本は場所によっては早い梅雨入り。こんな時は気分もブルーになりがちですが、口角上げていきたいと思います。

皆さんにとって1つでも笑顔が多い1週間になりますように!

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