初めて社会から対価をもらうという経験を振り返って
日本は成人の日で、祝日でしたね。ラジオから成人の日の話題を聞きながら、自分の学生時代を思い出していました。
夏休みが海外の高校・大学は長い為、日本に一時帰国して、毎年違うアルバイトをしていました。
お好み焼き屋さん、ファミリーレストランの厨房、靴屋さん、ゲームセンターの受付、展覧会関係の通訳。
様々な経験をした中で、16歳の時に初めてアルバイトをしたお好み焼き屋さんは、とても印象深いです。それはやはり初めて自分が働いて、社会から対価をもらうことの厳しさを学んだから。
また、私は海外で学生生活をしていたので、自分と同世代の日本の学生達がどのような考えを持っているかなどを知るとても良い機会になったと思います。
そしてお店でお客様とふれあう事で、日本の社会の小さな一部を学んだと感じます。
この日本のアルバイト経験は、今、どのように役立っているのか?
例えば、外資系企業で働いていても、日本企業の方々ともコミュニケーションをします。そんな中、少しでも日本社会とふれあった経験があるのと無いのでは、きっと大きな差あったのでは、と今でも感じます。
また、アメリカなどでは、高校からアルバイトして夏休みを過ごす学生が大半です。そして大学だとインターン制度を活用して、比較的早い年齢から社会へ出て対価を得る経験をします。
個人的に、このインターン制度がもっと日本の企業でも確立されるといいな、と私は感じます。それは実際フルタイムで社会に出た時にとても役立つと自分の経験からも思うからです。
今は数年、学生や社会人時代を海外で過ごすことも珍しくはありません。ですが日本人であれば日本の社会のルールや構図を知っている事も求められます。やはり両方の文化や社会構図をなるべく知っておく事はとても重要だと私は考えています。
東京もとても寒い日が続いていますね。体調に気をつけて、そして皆さんに笑顔が一つでも多い1週間になりますように!